Shizuka Kanata with JOKEMIC featuring 笠原瑠斗 /Musuhi /Transformation

2021.10.16


track

Digital


Shizuka Kanata
 with JOKEMIC featuring 笠原瑠斗

2021.10.16
配信¥250

2019年JOKEMICのLOCAL&LOCALというアルバムをプロデュースしました。HIPHOPというジャンルは自分にとってどんどんフェイバリッドなもの,  かつクリエイティブな感覚を煽る存在にになりつつありつつもなかなか制作に関わることはなかったのですが、友人からこういうアーティストがいるけどトラック作らない!みたいな話もらって出会ったのがこのJOKEMICです。

由仁町という札幌から小一時間に住む農家と僧侶というおもしろい組み合わせに惹かれつつ、HIP HOPとしては少し複雑な展開感があるトラックを作ってみたくて様々なチャレンジをしました。このコラボレーションはその延長上でよりShizuka Kanataが勝手に作ったインストにRap ,歌を乗せるという感覚で共同制作をしました。その後、コーラス部分の歌をより感情的にしたくて何度かライブを見させていただいていた素晴らしいR&Bシンガーの笠原瑠斗くんに参加をオファーしたところ快諾してもらいコラボレートする形になりました。

コロナ禍の葛藤から明るい将来に向かおうとするリリックの内容に合わせて音も表現してみました。
この制作の後、笠原瑠斗くんの歌に大きな魅力を感じさらに深いコラボレートもしたくなってしまい制作を続けています。いずれ発表できることが楽しみです。
この曲のリリックはJOKEMIC作です。彼からの解説です。

<JOKEMIC解説>

Musuhi とは産霊という、日本古来からある言葉です。
『万物を産み、それらを成長させる神秘の力』という意味で、僕らはそれを『人間にはどうすることもできない自然の大きな流れ』という意味で捉えて、この曲を書きました。
『口を覆われて 口を閉ざされて』と始まるこの曲を今の状況下で聴くと、これはマスクの事だなと、ピンと来た方も多いと思います。マスクを着用するということはやっぱり窮屈で、相手の表情は見えづらいし、話も通じづらい、と来れば話す事も何となく億劫になってしまうものです。口を隠されて、閉ざされて、想いが沸々と湧き上がる。このような事はマスクの着用に限ったことではないように思います。

僕らの力では敵わない、自然の大きな流れを感じた時。
色々な想いは湧いてくるけれど、文句を言いたくなっちゃう時もあるけれど。
そんな時は、湧いてきた想いをよく見つめて、改めて今の自分を知って、そして楽しい方に嬉しい方に次の一歩を踏み出して歩んでいきたいよね、という気持ちで書きました。
これを聴いたアナタも僕らも、この今の状況をキッカケに、どうか楽しい嬉しい方向に進めますように。合掌

Music,Arrangement,Prog,Mix - Shizuka Kanata
Lyric,Vocal - JOKEMIC
Voca - 笠原瑠斗
Mastering - 鶴羽宏一(HIT STUDIO)
Artwork - Ito Aoi(nuvellrand)



Shizuka Kanata with JOKEMIC
■Transformation

2021.10.16
配信¥250


彼らふくめ、結構多くのミュージシャンから変態と言われる。もろろん音楽に関して言われているのだが
その結果、できたものを変態と言われることは実は嬉しい。
でも、公の場で言わないでほしい。先日あるミュージシャンの女性マネージャーさんと電話で初めて
お話ししたときに、自己紹介したところ“あー!あの田中さんですが?”と言われた。なんで知っているの?と聞いたら、あるロックフェスの楽屋でいろいろ関わってくれているミュージシャンが“北海道の変態”の話で盛り上がっているのを聴いていたという。きっとそのマネージャーあっちのほうの変態という解釈でそのあと電話を続けたはずだ。その後連絡はない。(笑)
俺はその変態ではない。
なのに、そのすぐあとにJOKEMICからこのリリックが届いた
薄々気づいていたが、Transformationは俺のことだという。
ただ、以下彼らはちゃんと説明してくれた。嬉しい意味での変態だった。
なので彼らのリリックは好きだ。(笑)
ただ、あまりリスペクトされているという実感はない。

<JOKEMIC解説>
この曲はShizuka Kanataについて書いた曲です。作品を一緒に作らせていただく中で、氏は音楽の変態だと常々思っていました。よし決まった。テーマは変態。

日本語でそのまま変態と使うと、ただの悪口に見えるので、英語にしよう。早速、某英語翻訳機で変態、と打つとTransformation と出てきました。これに決まりです。さていざ、タイトルが決まって録音、提出してマスタリングを終えて。あれ?何か変だな?と思いこのTransformation の意味をもう一度調べてみました。すると変化とか変形、という意味での変態、というのがこの言葉の本当に意味でした。笑

しかしよく考えてみると、氏は共演する相手の能力をすぐに読み取り、その変態的な才能でもって独特の色合いで相手を包み込む。そう、まるでカメレオンのように変幻自在に色を変えて、我々を変身させてくれるのです。

TransformationとはShizuka Kanataだけではなく、氏によってTransformationさせられる我々の事でもあったのです。つまり変態によって変態させられて、変態的な…あー、もうわかんなくなっちゃいますね。ということで、まとめますと、Shizuka Kanataは変態だ!!という氏に向けたラブソングでございます。タイトルはこのままいかせていただきます。

外見と内面とをrespect!!
Transformation !!


Music,Arrangement,Prog,Mix - Shizuka Kanata
Lyric,Vocal - JOKEMIC
Mastering - 鶴羽宏一(HIT STUDIO)
Artwork - Ito Aoi(nuvellrand)